フランス映画のエッセンスを通して、フランスの歴史や文化に触れるカルチャーカフェ。
笑いや悲しみ、愛と憎しみなどをテーマに映画の意図を探る楽しい一時。
講師の大嶋優さん(関西学院大学フランス語講師)のトークで、フランスがますます身近になり、興味が尽きません。
他国を知れば自国が見え、歴史を知れば、今という時代も見えてくるような…。
月に一度、 土曜の夜を知的に優雅に過ごしてみませんか?
これまでのラインナップ
第1回『ヴェルサンジェトリクス』『ジャンヌ・ダルク』『王は踊る』 第2回『フランス革命』前編 第3回『フランス革命』後編 第4回『さよなら子供たち』 第5回『パリ空港の人々』 第6回『髪結いの亭主』
第7回『トリコロール/赤の愛』 第8回『憎しみ』 第9回『ミッション・クレオパトラ』 第10回『ギャルソン!』 第11回『8人の女たち』 第12回「ルパン』
第13回『マルセルの夏』 第14回『カミーユ・クローデル』
次回の予定
2012年5月12日(土)午後2:00〜4:30
映画『ココ・アヴァン・シャネル』(2009年、監督アンヌ・フォンテーヌ)
「シャネルの5番」と言えば、すぐにマリリン・モンローが思い浮かびますが、今回は、マリリン・モンローではなく、シャネルその人を描いたアンヌ・フォンテーヌ監督の『ココ・アヴァン・シャネル』(2009年)を取り上げます。
タイトルの「アヴァン」(〜の以前)が示すように、クチュリエとして名をなす以前のシャネルを扱っています。
最強ブランド、シャネル、そのモットーは極めてシンプル、「女のからだを自由にする」こと。
モードの帝王、ポール・ポワレを凌いだ秘訣とは?
波瀾万丈の生涯を送ったシャネルの映画は捨てがたいが、「ココはいかにしてシャネルとなったか」を知るのもまた一興でしょうね。