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開催の挨拶をする
愛伝舎の鷹巣さん。
お餅の丸め手でも大活躍!
たいへんお疲れ様でした。




通訳の米川アンジェリカさん
サンバの衣装で登場。
終盤にはサンバを披露して
会場を盛り上げました。




鈴鹿市の戦争遺跡を保存
平和利用する市民の会から
署名の呼びかけがありました。


































 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


杉本さんの話を興味深く聴くブラジル
の人たち。質問も飛び交って、楽しい
講座になりました。

 


フィリピン人のダニエルさん(右)と
カインさんが、最近亀山で交通事
故に遭い死傷したフィリピン人の
ための募金活動に訪れました。
来場者一同で黙祷をささげ、活動
にも協力しました。

 

ブラジルと日本の多文化共生コラボ! 

 餅つき&シュハスコ パーティ開催 《12月5日》

愛伝舎と鈴鹿カルチャーステーションの協働企画、「餅つき&シュハスコパーティ」が12月5日(日)、当館で開催されました。好天に恵まれた穏やかな小春日和の中、餅つきとシュハスコのバーベキューが催され、多くの来場者で賑わいました。ブラジルと日本の文化コラボとなる“多文化共生空間”が出現し、来場したブラジル、ペルー、ボリビア、フィリピン、日本人、その境なく、みんなが楽しめるお祭りとなりました。

◆餅つき賑わう

餅つき用のもち米は、杉本さん(市議会議員)が仲間と作ったお米です。
そのもち米を、 マキを焚いて蒸篭で蒸して、臼へと運び、
合いの手も杉本さんが終始務めて、おいしいお餅に仕上がりました。

 
つき手は、来場者が代わる代わるに。中には、初めて餅つきをするという人も。
小さい子から年配の方まで楽しみました。

  



つきたてのお餅を丸めて、きな粉や餡子、大根おろし…をからめ、


ケンチン汁を用意したのは佳子さん。出汁の味は抜群でした。
ここにお餅を入れるとまた格別のお雑煮に。


  
よーくのびる、もっちもちのお餅でーす。「いただきまーす」


◆杉本さんのお米の話
改めて毎日食べるお米の尊さに目を向けてみました。
 

一粒の米を蒔くと、そこから2000粒の実(米)が稔ること。だからとても効率のよい食べ物なのです。
「米」とは八十八の手間がかかっていること。
鈴鹿の水は栄養豊富で、田んぼにあまり肥料が必要ないこと。そのため 農薬を使わない合鴨農法なども適していること。
杉本さんは仲間たちとアフリカのマリ共和国に贈る米を作っていること、など、
鈴鹿市出身の 佐々木信綱作詞の『夏は来ぬ』を独唱。(頭の手ぬぐいは、その詩が書かれたもの。ちなみにTシャツのデザインは伊勢型紙。地元の文化を大切にしています)

◆シュハスコに人気殺到

ブラジル料理「シュハスコ」を炭火でじっくりと焼いているのは、山井さん。
この道ではプロの腕前で、「亀山の夏祭り」 「ハンターふれあいまつり」など、鈴鹿周辺のお祭りには必ず呼ばれ、その腕前を披露しています。この日は、25kgの牛肉と15kgのソーセージを用意したとか。1日で80kg焼いたこともあるそうです。

シュハスコとは、鉄串に牛肉や豚肉、鶏肉を刺し通し、荒塩(岩塩)をふって、炭火でじっくり焼いたブラジルをはじめとする南米の肉料理のことです。


受付しながらもシュハスコに夢中。


◆サンバのリズムに乗って






他の文化に触れることは、その文化の良さや価値を知り、また、自分たちの伝統や文化を見直し、改めてその良さに気づくことがあります。文化や伝統とは、時代を超えて大切に守られてきた、何らかの価値あるものです。形や様式は違っても、その奥にあるものには、共感する共通の価値観があるかもしれません。多文化交流が、その一面を見つめ直し、発見の場となれば、文化の違いを超えて、世界平和への架け橋にだってなり得ます。
このような場が、ますます広がり、大きな輪になっていくことを希うものです。(いわた)

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