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次回の予定


子育てセミナー&
サロンの様子

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会話が弾むのは何でだろう?

































子どもと話ができますか? 

 第3回「子育てセミナー&サロン」開催  《11月25日》



今回はサイエンズスクール鈴鹿の小野みゆきさんのレポートでその様子を紹介します。
講師は、佐藤靖仁さんでした。親子のコミュニケーションのヒントが伺えますヨ。

11月24日・25日、小学生の親向け、翌日に未就学児の親向けということで、二日にわたって行われた。多数の参加があり、予想以上に好評だった。

サイエンズスクールとしては、今まで合宿の長期のセミナー開催が主で、このように、単発の企画は初の試みと言ってよかった。

家庭内で培われる、子どもの人間関係を築く力は大事だと思ってきた。それには親がその大事さを理解し、親自らが力をつけていくことが近道なのではと思っている。

良い話を聞くだけでなく、親自身が日頃の子供とのやりとりを題材に振り返り、客観的に改善点などを自分で見つける、じんわりとそんな場になった気がする。

正直、今のお母さん達にこの地味なやり方で興味深く受け入れてもらえるのだろうか、という想いがあったが、予想以上に好評、かつニーズがあって、

「こういうの又やってほしい」

と言ってもらえ、冬の部も三回シリーズで開催することにした。


★親子のコミュニケーションを探る

子どもの心の内は?

「上の子はこちらが聞かないと何も話さないんです。聞いても『別に』という返事が返ってくるだけで、何を考えてるのか分からない・・・」
というお母さん。

「やっぱり男の子ってみんなそうなんでしょうかねぇ・・・」
という反応もある。

もちろんその子によっての個人差の問題もあるかもしれない。

ところで、当の本人である子ども本人の心のうちは、そんな時どうなっているんだろう?
こんなことを思わされた。

大人同士でも話す相手によって、口数が増えたり減ったりする。
この人ならワタシの話を否定せずに聞いてくれそう、という人になら開放的な気持ちになってついつい口数も増えるかもしれないし、逆に、この人にこれを言っても関心を示さないだろうと思ってしまう相手なら自然と口数も減るかもしれない。

同じ一人の人でも対する相手によって気持ちも変わり、自然と話したくなったり、又逆のこともあるだろう。ましてや話したいと思わない相手に「何とか言いなさい!」なんて強く言われたりすれば、逆に話そうという気も失せてしまうかもしれない。

子どもは親の何を真似ているのかな?

親と子ではどうだろう?子どもが特に小さいうちは、子どもが親の話をまず聞くというより、親が子供の話をよく聞いてこそ、子がそれを真似ていく、と言えるのではないだろうか。

「コミュニケーション」とは相手の話を聞いて、自分の話を話して、それの相互でお互いを理解し合っていくということではないだろうか。

子供の気持ちを聞く前に親の言うことばかり押し付けていてはますます口が固くなっていくばかり・・・親が子どもの気持ちに耳を傾ける、これが出来たら子どもも心を自然に話そうと思うことを話すのではないだろうか。


今回、小学生の親が集まった水曜日は、「宿題」の話題が多く出た。宿題という「やるべきこと」が日々差し迫っていて、親と子が気持ちをゆっくりやりとりす るような状態になっていないという現状も浮かび上がって、では、お互いがまず何を思っているか理解しあうにはどうしたらいいの??と意見を交換しあう。

お互いの気持ちを理解しあうって?

乳幼児の親の部である木曜日には、小学生ほどでは無いにしても、余裕がないと子供に行動を押し付けたり、逆に言ってもわからないだろうと親が自分の思って ることを伝えようともしていない、という話が印象的でした。
子供にとっても、「ダメ、ダメ」の一点張りよりも、「お母さんは今日は疲れててしたくないの よ」など、お母さんの事情や、気持ちを聞くほうが、たとえその中身が分からなくても、楽しいのではないか、とそんなことを思った。子どもにとっては、大好 きなお母さんなのだから!自分のことを聞いてもらえなかったり、ましてや否定されるのは快適ではないけれど、お互いの気持ちを理解しあえるのは、きっと快 適なことのはず。

日々の親子の間でのやりとりの積み重ねによって、コミュニケーションの力を培っていく方向にいくいけば、お互いに更に豊かになっていくのでは、と感じる今月のテーマだった。

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