三重地大豆収穫&芋煮なべと焼き芋を食べよう!
《循環共生パーティー主催 はたけ企画》!開催 《12月7日》
12月に入りすっかり冬めいてきた7日の午前中。「はたけ公園」で親子体験イベント「はたけへ行こう!」が開催されました。今回は、三重の地大豆収穫、里芋収穫、そして焼き芋と芋煮なべを食べよう!という中味満載の企画。さあ、どんな体験が出来たかな?
鈴鹿市算所の「街のはたけ公園」で里芋収穫中!
●準備中♪
この企画に何度も参加しているベテランの小学生さん。
集合時間よりも早くから来て、焼き芋用にアルミホイールを巻いて準備していました。
広場では、焼き芋用に炭をおこして火を焚いています。
そこに参加者が三々五々集まってきました。
中には初めての参加者もいます。
「ねえ、ねえ、何したらいいの?」とお母さんに聞く子。お母さんも初めての参加で何をどうしてよいか分かりません。特に声をかけるスタッフさんも見当たりません。
●いよいよ開催♪
受け付けを済ませて広場に集まってきます。スタッフから挨拶がありイベントスタートです。
今日のゲストは大豆博士の梅崎先生(三重大学教授)。今日収穫する里芋のこと、大豆のことなど、その発祥の歴史からお話してくれました。
人類が最初に育てた作物は、この里芋ではないかと言われています。その雑草に稲が生えて来て、後々に稲作栽培が始まったとか。だから米も芋も、水陸両用で栽培できる作物で相性がいいんだとか。そんな話をお聞きして、畑へゴー!
みんなが収穫に行く間、焼き芋を焼く鈴木さん。
炭は里山で焼いた炭です。完全な炭にならなかったものを焼き芋用に活用しています。
●枝豆収穫♪
7月に種まきをした枝豆です。10月のイベントでは枝豆収穫をしましたが、その残りを今回は収穫しました。すっかり茶色に枯れています。
親子で息を合わせて、そーっれ!
収穫した枝豆を茎のついたまま山にまとめていきます。
●枝豆踏み体験♪
「さあ、次はお楽しみがあるよ」と別の場所に連れて行ってくれました。
青いシートに今収穫したような枝豆が山になっています。
今度は、これを踏んで、大豆を出す作業。
足で踏むとプチプチと音がして、とても楽しい!
こうして踏んで出した豆は、とてもいい豆が採れるそうです。
虫に食われたり、病気の豆は、踏んでも鞘から飛び出ずにそのままなので、
丸くて丈夫な豆だけが弾け出るということでした。
●里芋収穫♪
続いて里芋畑にやってきました。
力のあるお父さんがスコップで里芋を掘り起こしていきます。
親芋の周りに子芋がたくさん出来ていました。
この子芋を振り分けて土を落としていきます。
「ミミズがいるよ!」「あ、ほんと!」
「小さい芋がとれた!」
梅崎さんが、「スーパーに売っている里芋は、大きさのそろったものばかりで、収穫してみると分かるけど、こういう小さいのもたくさんある。味は変わらないのに、小さいものは捨てられてしまうんだよ。もったいないね」と話をしていました。
●焼き芋タイム♪
収穫体験から広場に戻ると、焼き芋がおいしそうに焼けていました。
みんなは、まっくろ焦げの皮を剥いて、ホクホクの焼き芋を頬ぼります。
「美味しー!!」の連発で、顔もほころぶ。
●芋煮なべ♪
里芋の入った芋煮鍋をみんなで頂きました。
薪で炊いた白いご飯も焦げ目なく、おいしく炊き上がっています。
これも毎月の経験のなせる技。
食器は「マイ食器」を持参しています。
初めてとか、足りない場合は、スタッフさんに声をかければ気軽に借りられます。
ハウスの中は、ポッカポカで暑いくらいでした。
最後に参加者の感想を紹介します。
毎回参加しているというお母さん
寒空の中でも、みんなの顔は終始笑顔。焼き芋、芋煮鍋にもお腹も満たされ、楽しい体験が出来た様子でした。 (写真と文・いわた)
次回は1月11日(日)の開催です。「餅つき&どんど焼き」企画。
お楽しみに!