こどもアートスクール作品展開催中!
《創造塾&アトリエココ 生徒作品 12月31日まで》 《12月25日》
鈴鹿カルチャーステーション ギャラリースペースで
●1年間の締めくくり展!
12月に入り、徐々に準備が整い、ようやくその全貌を現すまでになりました。
現在、カルチャーステーション・ギャラリースペースで、子どもたちの作品展を開催しています。夏休み以降、この展覧会をターゲットに作品づくりに励んできました。
1点1点、じっくり眺め、耳を澄ませると、何か語りかけてくる声が聞こえてくるかもしれません。お立ち寄りの際は、是非ご高覧ください。
最近、アートスクールに入塾した年長のシュウセイ君。大の電車好きです。毎回電車の絵を熱心に描いています。全て左向きの側面構図で、その時の気分で色合いが変わります。そのカラフルに塗りこんだ画面が魅力的。10作ほどの中から自らセレクトしたベスト6点を展示しています。
小3のカノンちゃんの描いたバラのイメージ画です。花に「ツヤ感」を出したいと言って工夫していました。
将来は画家になることが夢で、意欲的に励んでいます。
●ペーパークラフトで街づくり!
創造塾で制作してきたペーパークラフトによる街並みです。
建物・乗り物はこう君作。半年前から、今年の作品展を思い描いて、電車やバス、商店街など、どんなパーツがあったらいいかな、と構想を練ってきました。
山口くんも、自作の動物を仲間に加えて、街づくりを盛り立てています。
駅前商店街
裏通りの踏切とバスとバス停
鉄橋
各種電車
御在所ロープウエイは、手動式で、ハンドルを回すと動くように工夫されています。
たち君作のプラバン作品。
恐竜シリーズ、海底・サメシリーズ
キャラクターシリーズなど、この時期は毎回集中して作りました。
アトリエココのゆうきちゃんの作品。立体紙芝居です。
11月に作ったジャックオランタン。新聞紙と紙粘土で。
そして、この中央に見えるのがひょうたんの作品です。山口くん作。
彼は、ひょうたん物語を、牛乳パック紙芝居で再現しています。
「ひょうたん物語」はじまりはじまり。友達のたちくん。
山口くん本人。
はたけで、ひょうたん収穫のシーン。
「大きい」
収穫したひょうたんが段ボール一杯になりました。
それからひょうたん合戦をして遊んだところ。
そして、電気ドリルでひょうたんを加工しました。
「くさっい」と言いながらひょうたんの種だし作業シーン。おしまい。
展覧会の展示作業中のことです。
山口くんは、最近入塾した友達に、このひょうたん作品について語っていました。
「ぼくたち、これ全部やったんだよ…」
そう、全部、という意味は、収穫し、種だし作業をし、そして色を付けた、ということです。
彼の目には、目の前のひょうたんの色や形以外のものが見えているんですね。
その言葉の中身を『ひょうたん物語』《完結編》で、近日中に紹介したいと思います。
(写真と文・いわた)