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「カルチャーカフェ」の発
案者でもあるサトコさん
が今回 の講座の司会
進行を担当しました。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「日本人のふるさと観」を探る 第1回

 カルチャーカフェ―児童文学者・牛丸仁さんの講座賑わう《11月14日》





「カルチャーカフェ」と題して、児童文学者の牛丸仁さんの講座が11月14日に開かれました。予定人数を上回る参加者が集まり、牛丸さんと楽しい一時を過ごしました。テーマは「日本人のふるさと観を探る@ 〜詩歌にみる、その変遷」です。

 「ふるさと」といえば、「兎追いし彼の山…」とか、「故郷は遠きにありて思うもの」という言葉が浮かんできますが、同時に「ふるさと」を思い浮かべた時の心の中に起こる感情―哀愁や郷愁といったものは、いったいどこから来るのでしょう(どんな思いが湧くかは、それぞれ違うでしょうが)。

そういった「ふるさと」に対する観方や思い、感情が、日本人という範囲で見たとき、どのように移り変わってきたのか、その歴史を辿りながら探ってみよう、という講座です。

今回は、万葉集、古今和歌集、江戸期の小林一茶の俳句を取り上げて考えてみました。
そこには「ふるさと」という言葉の持つ意味が時代によって変化し、一茶の俳句には、ふるさとの持つ「抱擁性」だけでなく「拒否性」が現われてくるというお話がありました。この二重構造が近代以降につながり、私たちの心にどう結びついていくのか、次回が楽しみになりました。

参加者からもそれぞれの「ふるさと観」を出し合いました。
「ふるさと、といえば、やはり心の中にあるものだと思う」「今は、ここに自分のふるさとを作ろうとしているのかな」といった話も出てきました。
コーヒーを飲みながらのお喋りも楽しく、本題から逸れて、話題は尽きませんでした。



牛丸さんがかつて長野で教師だったときの教え子が、カルチャーステーションの坂井さんです。彼のブログに、昨日の講座のことが記されているので、こちらのページに掲載しました。覗いてみてください。文化と人類C


 


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