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一つ一つ作法を学びながら











 

 ブラジル人高校生 清鈴庵で茶道体験


10月8日(金)エスコーラ・アレグリア・デ・サベール(ブラジル領事館認定ブラジル人学校・鈴鹿校)の高校3年生たち11人が担当の先生とともに茶道体験に清鈴庵を訪れました。

 先日、愛伝舎の多文化共生事業の一貫で県立図書館の体験を訪れた折に、茶室を見た学生が、本物の茶室で茶道を体験したいという希望が出て、鈴鹿カルチャーステーションに相談があり、企画の運びとなったものです。

自ら希望したというだけあって、学生たちは案内に添って真剣そのもの。つくばいにしゃがんで手、口を清めることからはじまって、お菓子やお茶のいただき方も「その通り」に挑戦していました。
発案者のY君が正客となり、「月の絵の軸の意味は何ですか?」「お花は?」「お茶は?」などみんなを代表して質問。
続いて他の学生たちからも、茶碗やなつめについて質問が続き、1時間近く話題がつきませんでした。水引草や野菊など、普段は雑草として見過ごしがちな野の花も、自然体で生かされていることにも関心をもっていました。

全員が初体験、一人は11月に帰国するということで、学生たちからは、日本らしさをゆっくり体験できてよい経験になったと感想を持ったようです。



お茶というのは、形をやるというよりも、もてなす側(亭主)ともてなされる側(客)の両者でその場を一緒につくるところに妙味があるのですが、もしかしたら日本人以上にその本質を感じとってくれたのかもしれないと感じました。



10月14日 ブラジル人高校生から感想文が寄せられました。

茶道のみなさんへ
茶道を私達にやってくれて 本当にありがとうございました。
和みの空間を作ってくれて 感謝します。
初めて入った時、僕 思ったのは かた苦しい事、
でも 全然ちがうものでした。すっごく楽しかった。
なので、もう一度 感謝のことばをこめて
ありがとうございました。

                         2010.10,8 ロジェリオ榮治大泉鈴木

先日、清鈴庵に茶道体験に来たブラジルの高校生から、その時の感想文が寄せられました。
上記は、主客をつとめたロジェリオ君の感想文です。
その他にも、「日本の文化を学べて、自分にとってとても大事なことだと思う」などの
感謝の言葉が寄せられ、とてもよい体験になったようです。


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