わらべうた遊びの会『まめっちょ』開催!
お茶会では小学2年生がお点前 先生より 《8月23日》
素朴で美しい“わらべうた”に乗って、遊びを楽しむ「まめっちょ」が8月23日に開催されました。講師は中原尚美さん。その澄んだ歌声が子どもたちをわらべうたの世界に引き込んでいきます。
まずは、まめっちょの歌で幕開け。
円く座って自己紹介がはじまりました。
「夏に食べる冷たい食べ物は?」と子どもたちに質問。
「カキ氷!」「アイス」「スイカ」… 元気に答えていきます。
二人一組になり、まずは「大阪ジャンケン」(これは負けた方が勝ち)
♪ 大阪じゃんけんまけるがかちよ!♪
『カキ氷』の歌
♪ かきかきごおり かきごおり しゃらしゃらしゃらしゃらできました ♪
♪ かきかきごおり かきごおり あおみつかけたら ゆきのやま♪
相手の背中の上でカキ氷を作るマネをします。背中をくすぐられてキャー!
『 そうめん』の歌
♪そうめんや そうめんや おしたじ かけて おからみ かけて♪
♪おくのほうへ とんでいけ (コショコショコショ)♪
と、相手の腕をくすぐります。
『いなかのおじさん』
♪いなかのおじさん たんぼみちとおる かえるをふんでぎょ!♪
タンバリンを叩いた時にストップ。その時に動いていたらアウト!という遊びです。
さあ、大縄遊びです。
♪おおなみ こなみ ひっくりかえして あっぱのぱ!♪
まずは一人ひとり順番に縄に入って飛んでいきます。
次は、みんなで、飛べるかな
小学生チームは全員が入って飛べました。
ラストの遊び
『ゆうやけこやけ』
♪ゆうやけこやけ あしたてんきになーれ♪
さいころの形をしたお天気ダイスをなげます。
さよならの歌をうたっておわりました。
子どもたちは充分楽しんで満足顔。
最後に中原さんより、おみやげのあられを頂きました。
これにも『あられ』の歌があります。
「今回は小3から下は4歳までで、年齢に幅があったので、それに合わせてやりました。
用意してきた遊びは全部できなかったけど、一つの歌をじっくり聴けて、子どもたちが持ち帰られたかなと思います」と感想をおっしゃっていました。
また、次回もお願いします。(文・写真:いわた)
裏千家の片山先生と
わらべうたの会と同時開催で、清鈴庵ではお茶会が開かれました。
1年間お稽古を積んできた小学2年生の駒田秀果ちゃん(写真右)と古市ひなたちゃんが、今日はそのお点前を披露。思ったように出来たかな?
半東は秀果ちゃん
亭主をつとめるのがひなたちゃん
ままっちょの会に参加した子どもたちもお茶会に
「おいしい!」と言って頂いていました。
みんなで記念写真
駒田秀果さん
古市ひなたさんへ
去年のまめっちょに参加したときにお茶席にはじめてやってきましたね。その時に何か強く心が動いたようです。終わってからすぐに「お稽古をやってみたい」、とお母さんと申し込みに見えました。一番大切なのは、「やってみよう」、と思えたその心のままに、真っ直ぐに伸びあっていくことだと思っています。二人はそうやって一年続けてきましたね!
初めはお茶碗の持ち方や洗い方、茶巾の絞り方やたたみ方、お茶の掃き方など、一日に一つずつ挑戦しながらで、今は初級のお盆のお点前や箱のお点前に挑戦中です。
茶巾のたたみ方では三分の一、二分の一、と思わぬところで算数と重なったようで、喜んでいましたね。掛け軸の字の意味や、季節の花にも関心が出ているようです。
そして一番の関心は、和菓子。季節を映したお菓子の姿をまず眺めて、自分だったらどんな名前を付けるかなと考えるのも楽しいね。なかなか名前が出て来なくても、こんなふうに「愛でる」時間が楽しそう。
それから黒文字を使って、3センチ程のお菓子を、本当に大事そうに、満足そうに口に運んでいる姿はほほえましいです。
今日の発表で、亭主と半東の役割を交互にしました。お互いの動きを見ながら、お客様の様子を見ながら、その場でそれぞれ考えて二人が力を合わせて動いていました、これまでのお稽古の様子が出ていて、よかったなと思います。これからもその心をもっと磨いていきましょうね。(裏千家 片山宗弘さんより)