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   シイタケの菌を植えよう!里山で遊ぼう!開催!
      春一番のプレゼント――森林アドベンチャーだ!

       《循環共生パーティー主催》 《2016年2月14日》 


「すずかの里山」(鈴鹿市御薗町)で。

食事も終わって、帰り際に撮影した集合写真。
2回に分けてとりました。みんな、もう、テンでバラバラだったんで。


直前までの雨で開催が心配された今回の「里山で遊ぼう!」企画でした。
里山企画は、昨年は何度か雨の恵み(?)で中止があったのです。なので、
昨夜からの雨にこの日も、もしかして…と、スタッフを迷わせる空模様でした。
ところが、この日、「春一番」が吹いて、そんな雨雲はどこへやら、
ポカポカ陽気の絶好の里山日和となりました。

今回も早々に定員一杯で締め切りとなり、初参加者もいたので、是非開催を
願っていました。そんなみなさんの願いが天に届いたか、
2月14日、バレンタインは、自然から好天の贈り物を頂いた感じです。

子どもたちは、森中を駆け回り、豊かな自然を満喫出来て、キラキラ輝いていました。
ご飯の時間も忘れて、里山を探検していた子達もいましたよ。
それでは、写真とそのエピソードをご覧ください。



記者は10時頃、里山に到着。
大の大人が、寄ってたかって釜を囲んで四方山話か、何なのか、やってます。
お昼ごはんの豚汁支度なんだけど、何でか、可笑しい。



子どもたちは、ターザンロープで遊びが始まっていました。わーキャーの声が響く。



その横で、シイタケ菌を植える体験の準備をすすめるおじさんたち。
電気ドリルで原木に穴を開けていました。
(里山に電気があるんだ。あ、発電ね。)



焼芋名人の余川さん。今日も焼いていました。この道ウン十年のベテランだとか。
きっと、食べたらこんな顔になりそう。



そして、イベントスタート。

今回は若手の宏治さんが開会の挨拶です。
「里山で遊ぼう!はじめまーす!」というと、参加者から拍手が!オッとこれはビックリ!
この企画始まって以来の出来事です。歓迎の拍手でしょうか。
ちょっと新鮮なスタートとなりました。



つづいて、今日の体験「しいたけの菌を植えよう!」のやり方を
杣人(そまびと)の高崎さんが案内します。
しいたけはキノコ。キノコは菌。菌は胞子… と。
その菌をコナラの木に植えていくそうです。シイタケになるのに2年かかるとか。



この木槌で、シイタケの菌を原木に打っていきます。
この手作り木槌が、今日のお土産にしてくださいと紹介。
なんと粋なはからい!



早速、子どもたちは、原木の周りを取り囲んで、
しいたけの菌のタネコマを手にして、穴に打ち込んでいきます。



しぐさが可愛すぎる。



小さい子も木槌を持って、いっしょうけんめいやっていました。



2歳くらいの子もやれるんですね。
出来ると「出来た!出来た!」と大喜び。




熱心にやる子もいれば、飽きてブランコで遊ぶ子もいます。
一通り終わって、森を探検する子もいました。
その子たちの後を追っかけてみました。

未来の里沼構想





みんなが作業している場所から少し山の奥へ入っていくと、田んぼのある沼地に出ます。
「未来の里沼」の看板が。この場所の構想が書かれていました。そして、その一角に建設中の小屋がありました。いつの間に出来たんでしょう?



まだ骨組み段階ですが、ここでとれる竹を使い、土台も切り株で出来た小屋です。
慎ちゃんが構想の案内をしてくれました。
ゆくゆくは、この小屋で炭セラピーをしたいとか。
周りは、ビオトープ構想があって、水生生物が生きる池を作ったり、
木道をつくったり、ブルーベリーを植えたり、そんな構想をもっと描くのに、子どもたちがここで、写生をして、絵にして、アイデアを出してほしいなと。 などなど、語ってくれました。



森林アドベンチャーへレッツゴー

子どもたち3人だけで、森を探検しているのを発見。しばらく見守ることにしました。



どうやら、竹を折って持ち帰りたいようです。
力を合わせて必死に折ろうとしますが、なかなか折れません。




折れるけど、抜けない、取れない、ちぎれない、でも諦められない。



見守っていた慎ちゃんも手をかします。ねじったりしながら…



ようやくとれました。この竹をかついで探検が続きます。



またまた、難関が――
長い竹を担いで、竹藪を潜り抜けるのは、手ごわいよ。竹が引っかかって進めません。



それでもなんとか、田んぼに抜け出てきました。



最後は、みんなのいる場所へ戻るのに、また山の中へ入っていきます。



子どもたちのお父さんが、心配したんでしょうね。後方から探しにきました。



やっと、戻ってきました! 無事帰還です。
みんなは、もうお昼ごはん中。お母さんも心配してたんじゃないかな。
だけど、探検隊は、ご飯のことすら頭にない様子。
持ち帰った竹竿を、まるで宝をみつけて持ち帰ったような顔です。
お母さん見て!見て! 本当に嬉しそうな顔をしていました。

見守っていた慎ちゃんも、子どもの頃に遊んだ秘密基地のことを思い出したようで、
食事しながらスタッフたちと興奮気味に話していました。
探検隊の味をしめたんじゃないの。これが里山の楽しさ、面白さだね。
かくいう記者も、幼き頃の探検ごっこの興奮が蘇えってきました。子どもに触れて
童心が蘇えるんですね。里山の看板に偽りなしです。



ご飯を食べるより、冒険の余韻かな。竹は持ち帰れるように短く切ってもらっていました。



諌山さんのおじさんが、蔓で王冠を作ってくれました。



竹や蔓や枝や木や、何でもかんでも遊び道具になってしまう。
遊び道具にしてしまう。そういう感性が芽生えてきます。
子どもは遊びの天才!




偶然とった写真。
周囲がスピード写真のような効果線になって、この子だけにピントが合ってる。




みんなそれぞれ遊んでいました。

(写真・記事:いわた)

参加者の皆さんの声をお寄せ下さい。 初めて参加された方、何度も来ている方、その感想や声をSCSメールまでお願いします。この企画をよりよいものにしていきたいと思います。

次回は、3月6日(日)10:00〜12:00頃解散 「はたけで食べよう ジャガイモを植えよう」です!


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