「ドングリから芽が出た!竹ポットに植え替えよう!」
「里山で遊ぼう!」 《2015年5月31日》
バージョンアップする里山 ―― 子育て放棄?ママさんのレポートです。
(鈴鹿市徳居町「すずかの里山」で)
一週間前雨の天気予報で順延となった「里山で遊ぼう!」が、5月31日、すずかの里山で開かれました。今回は「ドングリから芽が出た!竹ポットに植え替えよう!」です。
さて、どんな様子だったでしょう?
ところが、この日、取材班は誰も参加していませんでした。
そこで、急きょ、前回の「はたけで食べよう!」にお便り頂いた子育て放棄ママさんに、
この日の様子をレポートして下さいとお願いしたところ、即行でお返事をもらいました
(感謝感激です)。 では、そのレポートをどうぞ!
●里山は涼しい!
お天気の良い日曜日。
日差しが強くて暑いなと思いながら家を出ましたが、
里山は木々が生い茂り、とっても涼しく快適でした。
今回は、いつもより参加者が多くてびっくり。
同じような年頃の子とママ達がたくさん来ていました。
まずは、スタッフのおじさんから、どんぐりの種類や、この日の作業説明。
ちょっと大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんは、真剣に聞いていました。
(我が子含め、幼稚園児は半分までかな…(^^;;。)
●おじさん達の素敵な心遣い!
作業開始。
去年は、不安定な場所で2人同時に長い竹を切るのが大変だったのに、
今年は全て改善されていて、びっくり!!
おじさん達お手製?の竹を切る台が用意され、
予め竹を短く切っておいてくださいました。
そのおかげで、みんな自分の竹を半分に切ることだけに集中でき、
とても作業しやすかったです。
おじさん達の素敵な心遣いを感じました。
その後、穴をあけて、土を入れて、どんぐりの芽を入れて、
水をかけて、
竹ポットに名前を書いて、完成。
普段、なかなかノコギリや電動ドリルを使うことがないので、
貴重な体験となり、ありがたいです。
また、完成した竹ポットに名前を書くというのが、
子供達にとって、
「自分でできた!」「私のどんぐりだ!」といった達成感や、
次への楽しみに繋がるので、いいですよね♪
●ハシゴのぼりにチャレンジ!
その後完成した子から、自由遊び。
ブランコやハンモック、ターザンなど。
でもこの日の一番人気は、木にかけたハシゴ(下の写真参照)でした!
普段行けない木の上に、みんな興味津々。
何度も列に並んで、木登り体験をしていました。
うちの息子も、1度目は怖くて途中で断念。
でも、お友達に刺激されたのか、その後3回目で1番上まで登れました!
お昼ご飯はカレーライス。
これまたおじさん達が作ってくれたテーブルとイスが増えたおかげで、
みんなで楽しく食べることができました。
1時間ぐらい経ったところで、解散。
しかし、この日はなぜかみんな帰りませんでした。
(うちは毎回ですが(笑)。)
●子育て放棄タイム?
お友達が、虫かごと網を持っていたので、みんなで虫捕りを開始。
チョウチョやバッタを捕まえ、そのエサだと言って、
草と花を摘んだりと2時間ほど遊びました。
その間、いつも通り?子育て放棄させて頂きました(笑)。
私が言うのも何ですが(^^;;、
あの里山は目が届きやすい、ちょうどいい広さですよね!
しかも、ついついやってみたくなるお手製の遊具。
ブランコは、公園にあるものと違い、高い木にぶら下げてくれているので、
前後の動きが大きいし、時々回転してしまうのが、また楽しいみたいです♪
はたけ公園も好きですが、里山もいろんな人に見守られながら、
貴重な体験ができるので、大好きです。
そして、快適に過ごせるようにと、
毎回少しずつ里山をバージョンアップしてくださることにも、
とても感謝しています。
(文と写真7枚:Yお母さんより)
スタッフの鈴木さんにお話を伺いました。
「毎回、話し合って改善点などを検討しています。今回は、これまでの経験からもっと作業に集中できるよう工夫しました。その成果がレポートからも伝わってきました。
作業をもっとやりたい子、遊びたい子、飽きちゃう子など同じ空間にいろんな子が混在するのでそれが次の課題です。また、ケガや事故がないようにも務めていきたいと思います。
参加者のお父さんも数人いて、作業中は危険がないように見てくれたのも頼もしく思いました。」と、話していました。
今回竹ポットに植えたコナラの苗木は西ノ庄の山に植樹され、そこがまた森になっていきます。その小さなお手伝いが出来たのかな、と思います。
里山の看板に、「みんなで協力して創っています」という一文があります。
里山のこの場所だけでなく、もっと大きなものも、みんなで創っているような気がしました。(いわた)
次回は6月14日(日)はたけで食べよう!紫陽花の季節「味菜まつり」
サツマイモを植えてジャガイモを掘って食べ、キュウリの丸かじり、ナスを丸焼きして
食べよう!です。