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まとり ワンマンライブ!
エネルギッシュにパワフルに、そしてしんみりと平和への願いを歌う  
                             《2015年5月24日》
 




全身で演奏する---
そのパワフルでエネルギッシュな音楽が会場を飲み込んでいきます。
キーボードの上に立ち、次の瞬間、ハイジャンプ!
なんともアクロバティックなパフォーマンスです。



「まとりワンマンライブ」が5月24日、カルチャーステーションで開催されました。
前日の夕方から会場を貸切りにして、リハーサルを重ね、当日を迎えました。
午後3時。会場はいっぱいの観客で埋まっていました。

いったい何が始まるんだろう? 
そんな期待を抱かせるような熱気があります。



パイプオルガンの勇壮な音が響きわたると、手拍子と共にまとりさんが登場。
ところがハプニングが発生(もしかして演出?)。もう一度歌い直し?
「これがライブでーす」と、明るく切り返す。会場の皆さんも心がほぐれた一幕でした。
曲調も、ポップで軽快なリズムに変わり、ウキウキ気分に…
「It's A Happy time」というオリジナル曲だそうです。



次にピアノの前に座り、「さくら さくら」のフレーズを取り入れた曲「Warm emolle SAKURA」
を演奏。
鍵盤を右から左から全部つかって打ち鳴らします。
「心のウォーミングアップになる曲」だとか。でも体力的にはすごく疲れるそうです。
MCをはさみながら、息を整え、オリジナルの楽曲を次々と披露していきます。

今日は、おばあちゃんの命日だそうで、捧げる歌を作りました。
「いしばぁのブルース」--弾き語りでテンポもいい。

ところで、いったいどんなミュージシャンなのでしょう?
「いろんな音楽に チャレンジしていきたい。それがまとりのモットー」でーす。
そんな感じで、音楽ジャンルは幅広く、ポップス、ロック、ブルース、クラシック、歌謡曲…
と自分の好きな分野を取り入れて、自分流にアレンジし、曲を作っているようです。
その世界は、まとりワールドと言ってもいいかもしれません。

「まとり」という名称は、「まこと」「とく」「りょう」の3人でユニットを組んだ時の頭文字をとって名づけたそうです。2009年にスタートしました。そして、1人旅立ち、2人目は脱走し、現在はりょうさん一人になってしまったと。一人になってからは5年位になります。
これまでライブハウスなどで、30分から1時間の演奏はしてきましたが、
今回、はじめて、一人でのワンマンライブに、そのスタートでもあります。



これまで作ってきたオリジナルの楽曲はCDにしています。(記事最後に紹介)

●沖縄の曲も



第2部がスタート。
まとりさんは沖縄出身で沖縄の曲も作ります。



沖縄では皆、子どもの頃から学校や地域で郷土芸能に参加し親しむとのこと。
地元の獅子舞をもとに作ったという「はじまるよ」
二人の男の子が衣装姿で踊ります。
つづいて、 豊年を祈る曲で、沖縄のアーティストの楽曲を演奏しました。

登場した2人の子どもたちは、まとりさんの甥っ子の兄弟。はるくんといさくん。
弟さんは叱られながらも猛練習しての舞台となりました。
お兄さんの動きを見ながら、上手に出来てましたよ。



会場から温かい拍手。



パーカッションも自分で演奏しています。
足元には、「ストンプボックス」という、足で踏んで使うパーカッション楽器があります。
手では、キーボードを叩き、足は、ストンプボックスを踏み、そして、喉からは声を・・
全身がバネのようになって弾み、踊り、歌う… まるで人間ミュージックボックス(?)のよう。そんな全身から音が響いてきます。
(でも、ここが悩みだそうで、ストンプボックス仲間を探しているそうです)



そして、沖縄の日差しのように明るい。



客席の皆さんも乗っていく。
このコンサートを企画・広報・準備したのは、まとりクラブの方々で、
まとりさんの親御さんもいます。何か、そういう家族的な温かい空気がありました。

●平和への願いを



アンコールの拍手も鳴りやまず、応えて--
今度は「まとり」のまことさんも登場です。りょうさんの妹さん。



『イチャリバチョーデー』を演奏。

まことさんが曲を紹介します。
「戦争のない平和な世界を祈りますという歌です。
 “イチャリバチョーデー”
は沖縄言葉で、“一度会えばみな兄弟”という意味です。
 沖縄の人の考えとして、人は真心を持って接すれば、
 人は、戦わずして、話し合いで解決できる。
 それを“イチャリバチョーデー”(一度会えばみな兄弟さ)と表現し、
 その精神で平和を願い続けています。」

「作詞を、戦争を経験した沖縄のおじいちゃんにお願いしたところ
 平和を思う気持ちを紙びっしり書いてくれて、
 それを抜粋して詞にしました。 曲はりょうさんです。」





「♪戦争のない平和な世界をつくっていきましょう。 心より願う一人です♪」
そんな歌詞を歌い上げます。



ラストは「うちな」を二人で歌いました。これもオリジナル曲です。
「♪風に乗せて送るよあなたへの思いを…♪」

涙がこぼれる歌でした。心に沁みてきます。
まとりファンには、この歌が好きな人が多いそうです。

「うちな」は沖縄のやさしいメロディーで詞もやさしく、心にすーっと入ってきました。初めて聴く曲なのに、何でこんなに沁みてくるのでしょうか。目が潤みました。
まことさんの震えるような歌声もステキでした。すっかりまとりファンになってしまいました。これからのご活躍を期待しています。(鈴鹿市・男性)

(写真と記事:いわた)

鈴鹿カルチャーステーションは、街の縁側・学び舎・文化の発信地として皆様の活動を応援しています。
ここで開催されたイベント等、出来るだけ記事にして発信し、皆様の活動の一助になればと願っています。


今後のまとりさんの活動情報は まとりホームページをご覧ください。
 >>>>まとりホームページへ

CD紹介
初期シングル
1、うちな
2、卒業










第二期シングル 

1 幸せになれる歌 
2 ねぇGOD









第二期 アルバム 
いまのまとりそのまんまとり
1.追いかける人の歌
2.抜け出せない人の歌
3.ゴマとチャーゴの物語
4.戀(こい)
5.I'm sleepy
6.ねぇGOD
7.Yes we can
                        8.幸せになれる歌
                        9.うちな(沖縄風だよVer)
                        10.卒業(豪華になったよVer)



第三期 アルバム 
いまのまとりそのまんまとり 2
1.It's a Happy time
2.ステキな一日
3.Black cat night walk
4.ストンプくんの為の練習曲
J・Sバッハ  平均律クラヴィーア曲集第一巻より
6番プレリュード〜2番プレリュード

5.Warm emolle SAKURA
                        6.人に流されないで
                        7.はじまるよ
                        8.イチャリバチョーデー
                        9.オウエンカ



まとり いしばぁのブルース
1.古き良き時代
2.いしばぁのブルース
3.SPUR







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