「耕作放棄地だったが…え!子育て放棄ち?」
「はたけで食べよう!母の日の巻」続編 《2015年5月11日》
「はたけで食べよう!母の日の巻」の記事を登場するお母さんに見て頂きました。
そしてそのお母さんから返事が届きました。
記者は、一瞬、ドキッ!
「私の子育て放棄?」
その一文が、最初に目に止まったのです。
ヤバー、クレーム? ずいぶん勝手なこと書いたからなー…
ほんとうに一瞬でしたが、頭をよぎりました。
では、そのお便りをどうぞ!
●お母さんからのメール♪
記事を読みました!
私の子育て放棄?の様子が書かれていて、かなり面白かったです??
そうです。
はたけ公園へは、野菜の苗植えや収穫といった貴重な体験をさせてもらえるだけでなく、いろんな人に見守られながら、1日安心して、自由にのびのびと遊べるところがお気に入りです。
親ものびのびできるからか、普段なら泥だらけになると、ついつい小言を言ってしまいますが、はたけ公園では、とても寛大になれます。笑
また大人から見ると、何もないように見えるはたけ公園ですが、子ども達はあの畑から、いろんなものを発見したり、いろんな遊びを考えて遊んでいます。
昨日は、お友達のりょうた君が用事があったので、割と早く帰りましたが、
前回は2人で、夕方の4時までずっ〜と遊んでいました。
(その間、私達は時々安否確認はしましたが、ほぼ放置です(笑)。
なかなかあのような空間はないので、本当にありがたいです!
子どもも私も、はたけ公園は大好きです。
記事がアップされるのを楽しみにしています。
息子ゆうきの写真もぜひ送って下さい。よろしくお願いします。
ちなみに、ゆうきが「またカエルを探そうね」と言っています^o^。
(Yお母さんより)
とても嬉しいお便りでした。きっとスタッフの皆さんも喜んでくれると思います。
かつて、この場所は「耕作放棄地」でした。お百姓さんの高齢化などで、手を入れられなくなった農地だったのです。そこを、アズワンコミュニュティの有志らが借り受けて、現在の状態までにしてきました。その場所が、Yさんがおっしゃるような空間になりつつあることは(まだその途上だとしても)、ここに関わる人たちの願いだったと思います。
実際に、そんなふうに使ってくれる人たちがいて、はじめて、理想の場になる訳で、その一端を私たちにも見せてくれたお便りでした。誠に手前味噌な内容ですが、ここでの活動の願う世界を少しでもお伝えし、理解してもらえればと、ここに紹介しました。
この場所が地上初の、「子育て放棄地」になることを願いつつ…(絵と文:いわた)