第6回 子育てセミナー&サロン 《2月20日》
「子どもの心の健康」
2月16・17日で、第6回 「子育てセミナー&サロン」がありました。
講師の佐藤さんの話を聞き、また、皆でやりとりをしながら、じっくりと日頃を振り返り、気付きを得る機会になったと思います。
「子育て」は大人の見方?
「子育て」という言葉は、当たり前のようだけれど、親である大人からの表現です。
では、「子どもが育つ」ということはどういうことか。
今回は、そういう視点でいろいろな実例を通しながら考えていきました。
親としては、子どもへの愛情から子どものことを想って、働きかけをしているつもりです。
けれど、それは子どもにとってはどういうことになっているのでしょうか。
「育つ」方向にいっているのでしょうか。
そうなると、「育つ」とはどういうことか、
何を育つといっているのか、
ということになってきます。
「育った、成長した」と言っている時、
身体が大きくなったとか、一人でトイレに行けるようになった、
勉強ができるようになった等などいろいろあります。
親は、「一人でちゃんと○○できるように」と働きかけをし、ある時はほめたり、
ある時はしかったり、ある時は交換条件を出したりして、
それが出来るようにしようとしているようです。
子どもの心の内側は?
しかし、子どものほうの心の内はどうでしょう?
心のほうは「育つ」方向に向いているのでしょうか?
逆に心が萎縮したり閉ざしたりと、
「成長」とは反対の方向にいく場合があるのではないでしょうか?
小さい子どもを持つお母さんも、子どもを預けてゆっくりと考えてみたら、
日頃の、自分と子どもとのやりとりで子どもの中に何が形成されてゆくのか、と
きっと冷静に考えれる気がします。