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未知可能性に触れる文化体験まつり開催
                                《12月1日》


和の文化に学ぶ  アート体験和太鼓体験茶道体験生け花体験


鈴鹿カルチャーステーション、アトリエスペースで

師走入りした1日、「体験の風を起こそう」シリーズ第3弾、「文化体験まつり」が鈴鹿カルチャーステーション(SCS)で開催されました。SCSには、日本画・生け花・茶道・和太鼓と日本の伝統文化に関わる講師陣が偶然にも集まっています。今回初のこのイベントではそんな和の文化に触れ、学びながら、自分の可能性に目覚めるキッカケにしてもらおうと、「子どもゆめ基金の助成活動」として企画されました。鈴鹿市からの後援も受けています。
また、「巴ルームHoッ!トーク」との共催となり、「子育てしゃべり場」が同時開催され、お母さん方の参加もありました。


おまつりガイダンス!



まず全体で集まり、SCSの中島さんによる「文化体験まつり」のガイダンスがありました。SCSの概要も伝え、今回共催しているホットークの紹介もあり、それぞれのコースに分かれました。アート体験、和太鼓体験、茶道体験、生け花体験の4つです。各担当者にその様子をレポートしてもらいました。

瓢箪に絵付け体験!-------可愛い瓢箪にしちゃおう!



アート体験コーナーでは、瓢箪の絵付けを体験してもらいました。

瓢箪は、古くから縁起物とされ、また、装飾品や酒・調味料の容器としても使われています。そもそも形がユニークです。そんな形からイメージする物をデザインしたり絵を描いてみようと始めました。

これまでに作った作品を紹介し、絵具の塗り方のコツを伝えて、早速チャレンジしてもらいました。


鉛筆で下描きする子も

 
いきなり絵具を塗る子たちも。白い絵具を何度か塗り重ねています。


瓢箪の形から雪だるまをイメージしたんだね。瓢箪につけた組紐がちょうどマフラーのようになりました。ステキな瓢箪になったね。

 
青色の絵具を塗り始めました。         ドラゴンを描いて完成!  

 
姉妹で参加。カラフルな色合いで可愛いキャラクターを描きました。

 
こちらは、雪だるまの絵を描いています。黄緑や黄色のバックが冴えています。


黄色を全面に塗った後にファンシーなデザインになりました。

 
大人の作品。それぞれ個性的です。


 
茶道体験が終わってから、こちらに参加した子もいました。

既にひょうきんな形をした瓢箪は、それだけでも作品になります。そこに人の手を加えることで、より面白くなったり、独創的なものが生まれたりして、瓢箪の世界も奥深く、多くの芸術品があります。そのほんの一端に触れられたでしょうか。
この瓢箪は、絵画教室に来ている江藤さんが栽培して作ってくれたものです。また、こんな機会を用意できたらと思いました。(いわた)



和太鼓体験!------「力強く打つ!」をやってみよう!




太鼓体験は小1〜お母さんまでいろんな年齢の人で体験しました。
バチの持ち方の基本から、太鼓の打ち方、基本リズムとかなり入念にやりました。

途中、手が赤くなったり、肩が痛むこともあったみたいですが、練習が進むにつれ
かなり力が入ってきました。

最終的には、表・裏打ちに別れて、簡単な曲がやれるまでになりました。(中島)






茶道体験!---------------お点前に挑戦  



今回、講師をつとめてくれたのは、普段習いに来ている清鈴庵の生徒さんたちでした。古市さん、隆杉さんと、小学3年生の秀果ちゃんです。

参加者は、お父さんと一緒に来た息子さんです。お母さんが茶道を習っていて息子さんが大変関心があり、触れてみたいとのことでした。
秀果ちゃんのお点前を見た後に、自分でお茶を点ててもらい、それを飲んでもらいました。
それがとても楽しかったようです。

お茶に対して、すごく集中していました。隆杉さんもその姿に新鮮さを覚えたようです。

後でお母さんとも話をしました。
お子さんが習えるような茶道教室が近くにないので諦めていましたが、それでも子どもが熱心で、今回参加したそうです。教室にはいろいろと通われているそうで、色んなことに関心が向くようです。
子どもがお茶をやりたいという動機は、大人のように何かの為になるからという意図的なものではないと思う。きっとその子の中に目覚めようとしている何かがあるからで、集中力を見せたり関心を持ったりするのは、これから何が育っていくか未知数です。触れる機会をつくることで何か解放されて、もっと目覚めていくのかなと思います。そういう環境を用意していけたら、とお母さんとも話をしました。

子どもが飽きずに楽しくお稽古している姿をみる時、その子の中にあるものがまっすぐに出てきている感じがしています。(片山談)




秀果ちゃんのお点前

生け花体験---------------生け花の心に触れよう



日頃、茶道教室に通っている小学生2人の生徒さんが今日は生け花に挑戦してみました。
講師からの感想です。

「あまりためらうことなく各自のペースで、坦々と作品を仕上げていくので、こちらがそれを受けて進めていくという感じでした。改めて、簡単な生け花でも、人が作り出していく文化だなぁと思い、大事だなぁと思いました。

簡単な生け花というのでなく、花を挿してきれいだなぁと思う心って、人が感じられる文化交流だと思いました。」(Natsuko,s)




子育てしゃべり場!



「巴ルーム・Hoッ!トーク」は、小中学校で長年「心の相談員」をされている橋本巴先生を中心に運営メンバー10人ほどのボランティアグループです。月2回、公民館で子育てをするお母さんたちの「しゃべり場!」を設けて、お母さんたちが笑顔になり、楽しく子育てできるように、たくさん語り合って、不安な気持ちを抱えない子育てをしていけるようにと活動しています。その「子育てしゃべり場」を今回はSCSで開きました。

「初めて参加させてもらいました。
ちょうど子育て真っ最中の私たちお母さんにとって、日頃、いろいろ思っている ことを出したり、他の人の話を聞いたりする時間は、ホッと一息つく感じがしま した。そして、母が子を思う気持ちは誰しも同じだな〜と思いました。
一方、今の子どもたちを取り巻く環境、学校や地域の人との人間関係に目を向け ると、安心してる感じがしなくて・・・。
Hoっトークのような本音を語れる場かな? 大事だなーと思いました。」(参加したお母さんの感想より)

現在、SCS・縁側ホールで「巴ルーム・Hoッ!トーク」についてのパネル展示があります。詳しくはそこに来てご覧ください。

ブログもあります→ Hoッ!トーク
ブログ この日のことをブログで紹介されています


(写真:中野敏美  文:いわた)



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