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二胡コンサート 2011年12月11日(日)午後5:00〜

演奏曲


1.詩る〜NHK大河ドラマ 江紀行テーマ曲〜
NHK大河ドラマ 江紀行のテーマ曲です。


2.夜来香 (歌謡曲)
李香蘭の40年代のヒット曲。テレサ・テンによる歌も有名。日本でも彼女が山口淑子に戻り、佐伯孝夫の歌詞で昭和25年にビクターから日本語版をリリースし、ヒットしました。また胡美芳も昭和30年にコロムビアから藤浦洸の歌詞でリリースし、こちらもヒットした歌です。

3.『蘇州夜曲』 服部良一、西條八十 作曲
蘇州というのは現在の「江蘇州」(上海の西、浙江省(杭州)の北)で、南船北馬でいう「南」そのものの地形でクリークが巡らされ船で移動するような地である。元々は1940年に服部良一と西條八十によって作られた曲。李香蘭が主演映画『支那の夜』の主題歌で、レコードでは渡辺はま子が歌っており、彼女の代表曲および日本歌謡史屈指のバラードとなっている。発表は1940年8月で、「湖に浮かべたボートの上で、服部良一がソプラノサックスで作曲した」という逸話がある。

君がみ胸に 抱かれて聞くは
夢の船唄 鳥の唄
水の蘇州の 花散る春を
惜しむか柳が すすり泣く

花をうかべて 流れる水の
明日のゆくえは 知らねども
こよい映(うつ)した ふたりの姿
消えてくれるな いつまでも

髪に飾ろか 接吻(くちづけ)しよか
君が手折(たお)りし 桃の花
涙ぐむよな おぼろの月に
鐘が鳴ります 寒山寺(かんざんじ)

4.長相思 作曲:朱昌耀
遠く離れた人を思い嘆く曲。物悲しく、切なく、憂いがあり、サビの部分は、問いかける旋律とそれに応えるような旋律になっている。

5.採茶撲蝶 (中国福建省の民謡)
この曲は200年の歴史があり、福建省龍岩市のある村の茶農家たちが作曲し、世代にわたり、中国全土に広まりました。曲調は単純ですが、茶摘みをしながら、蝶を捕まえ、楽しい生活を送るという風景を表します。二胡、古筝、揚琴の三重奏や、オーケストラでもよく演奏する曲です。

6.もののけ姫の主題歌 久石譲作曲
1997年に公開された宮崎はやお駿のアニメ映画「もののけ姫」の主題歌。自分勝手に森の木を切り倒し、動物たちを殺してゆく。その身勝手な行為の結果、人類は自分で自分の首を絞めることになる。そんな重いテーマをまっすぐに、太く、力強く表現しています。久石譲(1950年長野県生まれ)は、北野武監督作品における音楽を担当して世界中で脚光を集め、宮崎駿のアニメ映画全作品の音楽を担当している映画音楽作曲家です。

7.ニューシネマパラダイス(メインテーマ 初恋) アンドレアモリコーネ、エンリオモリコーネ 作曲
映画ニューシネマパラダイスの2曲をメドレーにしました。平和で静かな少々蒸し暑い空気、映画館、自転車、少年、純情、初恋・・叙情的で少し切ないメロデイ―を醸し出しています。

8.映画「ラストエンペラー」のテーマ曲 坂本龍一作曲
1987年公開のイタリア、中華人民共和国、イギリス合作による映画の主題歌。第60回アカデミー賞作品賞ならびに第45回ゴールデン・グローブ賞 ドラマ部門作品賞受賞作品。流れるような美しい旋律が続く。

《二胡―にこ》 奏者プロフィール
奏者:林 思悦 (悦子)

両親は台湾人(父親は台南県台南市、母親は宜蘭県羅東市の出身)で、日本で生まれる。父親が若い頃バイオリンを演奏していた影響を受け、幼少の頃はピアノ、中学、高校の学生時代はクラリネットを習い、西洋の古典音楽に親しみ、その後、日本で二胡を習い始める。台湾大学に語学留学中、実験楽団の先生に二胡を習いながら、大学の国楽団(中国音楽の楽団)に所属し定期演奏会などに参加する。茶芸館や台湾観光協会のイベント、老人ホームなどで演奏活動を行う。2004年11月の中国音楽理事会主催の第14回アジアクラッシク音楽コンサートでは入選する。現在は、長野の楽器店で二胡を教えている。台湾の民謡、民歌をこよなく愛する。
  
《二胡―にこ》に関する紹介
二胡は古来から親しまれた弓奏楽器で、何百年もの新化を遂げた結果、現在の簡単な構造におちつきました。錦蛇の皮を張った胴に棹が差し込まれ、そこに二本の弦を渡しその間をバイオリンの弓と同じように弓の毛が通ります。独特の甘い音色は、この素材と構造によるものですが奏者に要求される技術は幾多のものがあります。
二胡の音楽は、五線譜上では5つくらいの音しか使わないものが多いのですが、声楽から発展してきたため音と音をつなぐ音が大切にされます。
これらの音を表現するのに二胡は適していたため、様々な場面で二胡が登場します。その民族音楽は多様性に富んでおり、ひとつにくくることはできません。過去の二胡奏者達はこれらの音楽を様々な技法と工夫で演奏してきました。その結果、西アジアから、モンゴル高原、東南アジアの音楽までも自然に取り込み、独特の二胡音楽の世界をつくってきました。
二胡は20世紀に入ってから独奏楽器として改良され、胡琴の中でもっともポピュラーな楽器になりました。ちょうど西洋楽器におけるヴァイオリンのようなポジションです。
音色も大変ヴァイオリンに似ています。ヴァイオリンだと思って聞いていた音色が実は二胡だった、という人がとても多いのではないでしょうか。いまも二胡音楽は進化の途中にあります。
ワイドショーやニュース番組のテーマ曲でも二胡が使われていますし、映画「ラストエンペラー」「もののけ姫」「となりの山田くん」などでも使用されていました。また、最近の二胡ブームを反映してか、CMやドラマの挿入曲で頻繁に耳にするようになりました。

 


 





 

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