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NEWS 「持続可能な社会」実現を!地域から世界へ」



やさしい社会国際フォーラム2016    「自分達で創る自分達の持続可能な社会」

環境先進国ドイツでは、市民が主体となった街づくりが活発です。大きな転機を迎えた私たちの暮らしを見直し、私たちの足元に暮らしやすいつながりを取り戻していくためのヒントを、環境調和型コミュニティづくりの専門家エクハルト・ハーン博士の講演から学びとっていきませんか。そして日本での具体的な活動事例としてCOP21で紹介されたアズワンの取り組みを紹介します。
日 時: 10月29日(土)13:30〜17:00 (13:00受付開始)
会 場: 鈴鹿カルチャーステーション
三重県鈴鹿市阿古曽町14-28  059-389-6603
参加費: 1500円 (当日会場でお支払下さい)

講演者:
●エクハルト・ハーン(ドルトムント大学教授) 
ベルリンの復興計画、EU環境部会アドバイザーなど歴任後、現在ドルトムント大学院大学教授。従来型の都市計画や建築を見直し、人間行動学をベースに、話し合いから始まる環境調和型コミュニティづくりを提案。日本文化の中に自然と人間の共生への可能性を見ている。

●内藤正明(京都大学名誉教授)
国立環境研究所等歴任後、現在滋賀県琵琶湖環境科学研究センター長、NPO法人循環共生社会システム研究所代表。京都・滋賀・兵庫で環境政策に関わる。鈴鹿カルチャーステーション名誉館長。著書『持続可能な社会システム』岩波書店 『まんがで学ぶエコロジー』昭和堂

●小野雅司(サイエンズ研究所研究員)
人と社会の本来の姿を明らかにする研究活動と同時に、コミュニティづくりに関する教育プログラムに携わり、また、日本、韓国、ブラジルなど各地のコミュニティづくりの実践的サポートを進める。

<なぜアズワンを舞台に?>
●構造や運営を学び、検証する意味がある
人類存続が危ぶまれ世界各地では様々な持続可能な社会づくりの動きが見られ始めたが、日本ではまだほとんどその実情が知られていない。ここアズワンコミュニティの実践は我が国における貴重な一つの事例であり、これからの新しい社会の姿を、その構造や運営から人の心のあり方まで学び、それを検証することは大きな意味があるだろう。(内藤正明)

●ここでの成功は新たな国際的基準に
アズワンの実践は新たなコミュニティづくりの挑戦に留まらず、その対話の考え方が、コミュニティビジネスとしての弁当会社やカルチャーステーションの文化活動・里山再生等を通して、鈴鹿市民を網の眼のようにネットワークし、市民の暮らしや活動の展開に自然に貢献しつつある。このプロジェクトの成功は、まちづくりの新たな国際的基準となるに違いない。(エクハルト・ハーン)

●市民による、まったく新しいコミュニティづくり
アズワンコミュニティは鈴鹿の街の中で展開している都市型エココミュニティです。
一人の不幸な人もなく、家族のように親しく、怒りや争いなく、楽しく豊かに安心して暮らせる社会を、規模は小さくとも実現しようと、2000年から試みています。
新しい社会のあり方を模索しながら、社会機構・運営、生活様式、経済システムや産業活動、そして人間関係諸問題に至るまで、研究と試験を重ねながら活動しています。(小野雅司)

<アズワンコミュニティとは>
アズワンコミュニティは、人や社会を科学的に探究する営みをベースに、誰でもが人間らしく暮らせる「やさしい社会」を実現しようとしています。一人の不幸な人もなく、どの人も家族のように愛し合い、怒りや争いなく、楽しく豊かに安心して暮らせる社会が本来の社会だと考えています。それを夢物語に終わらせないで、研究と実験を重ねながら、規模は小さくとも実現しようと試みているのです。

主催:NPO法人えこびれっじネット日本GEN-Japan
共催:NPO法人鈴鹿循環共生パーティー(SJP)、NPO法人トランジションジャパン 
後援:鈴鹿市、NPO法人循環共生社会システム研究所(KIESS)、Global Ecovillage Network(GEN)

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