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季節の花を描こう! (中学生クラス)

                        2015年5月24日 アートスクール


春になると待っていたように、草木は葉を茂らせ、花を開き、
陽の光に自らを輝かせます。その彩りよく、私たちの目を潤してくれます。
梅、桜、タンポポ、スミレ、チューリップ、つつじ、ボタン、芍薬…。
花はやはり咲き始めが凛々しく美しい、と同時に、時の移ろいを無情にも思います。

その「花をじっくり見てスケッチしてみよう!」というのが今回の課題です。
とかく想像力とか、創造力とか、言って(このHPでも言ってますm(__)m)、
空想の世界を絵にすることがわりと盛んなのですが、
一方で、自然に触れて、そこから感じ取ったものを表現するのは、
なかなか難しく最近では写生大会のような行事もすっかり影を潜めてしまいました。

空や雲や川や海や、山や木や、自然の造形にも時には向き合って、
何かを発見したり気づいたり、感じてほしいものですが…

▼スケッチしてみよう!



中1のゆうきちゃんの作品。パンジーとビオラを描きました。
花どうしがおしゃべりしているみたいです。ちょっと首をあちこちに傾けて 、
ペチャクチャペチャクチャと何か声が聞こえてきそう。リズミカルでかわいらしい。



小6のさくらちゃんの作品 「オステオスペルマム」という花です。キク科の植物で
「アフリカキンセンカ」「アフリカンデージー」という別名もあります。
茎や葉っぱがどんなふうに生えているか、よく観察して描いています。
茎の互いの動きをよくとらえているように思います。

      

写生は、見えたものを描くのですが、
どんなふうになっているか、そのものの構造や成り立ちなどが
分からなとなかなか描けないものです。
よく観察し、調べてみて、見えなかったところが分かってくると、
絵にもしやすくなります。
空間や立体物を平面に描くには、そのような手法や見方、とらえ方が
いろいろとあります。その一つひとつを学びながら表現の幅を広げていけたらと
思います。

▼色紙に描こう



色紙に描いた桜と梅です。
下書きなしで、筆一本で直接描いています。(「つけたて」という描き方です)
それには、別の紙に何回も描き方の練習をします。



つけたては水墨画の技法の一つですが、モノの勢いや動線をとらえるには
よい勉強になります。こうやって描いて覚えていくと、今度は見なくても、
桜や梅が描けるようになってきますよ。

(講師:いわた)


アートスクールは
 毎月 第2・第4 水曜日 午後3:30〜5:30 。
 金曜日コースは、毎週金曜日 午後4:30〜6:00 。

中学生コースは、第2・第4日曜日の午前10:00〜12:00(基本的には)
 時々予定が変わっているので、中学生コースの今年の予定から確認してください。

 体験教室 随時受付中です。お気軽にどうぞ。

詳しくは→ SCSアートスクール



4月8日アートスクールの様子  5月27日



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