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今回の コンサートチラシ





ヴァイオリニストの
保位真菜美さん。





ピアニストの鈴木雅子さん。





笑いを誘うトークで空気も
和らぐ 。
次のコンサートのPRです。





 

ヴァイオリンピアノ デュオコンサート 

 クラシックをもっと身近に親しみやすく  《11月23日》



「愛のあいさつ」で開演

9月から「オータムフェスティバル」と銘打って各種イベントを開催してきた鈴鹿カルチャーステーション。その大トリを飾ったのが「ヴァイオリン&ピアノデュオコンサート」です。
11月23日祝日の午後、澄み切った秋空の下で当館はコンサートホールになりました。

ヴァイオリニストは保位真菜美さん。夏にもゼロ歳児からのコンサートで出演し、今回が二度目の登場となります。ピアニストは鈴木雅子さんです。二人がデュオを組むのは今年になってからだとか。でも息もピッタリに、エルガー作曲の『愛のあいさつ』でスタートしました。娘の誕生に妻へ贈ったという甘いメロディに次第に引き込まれていきます。

続く、エクレスの『ソナタgmoll』では、重厚さを響かせ、また、時に明るく、時に静かに、曲目が変わると、ゆったりとした時間が流れていくようでした。

鈴木雅子さんのピアノソロも披露され、有名な曲に身を任せつつ、心も落ち着いていきます。



奏者と観客の心の交流

最初はやや 緊張気味の会場でしたが、曲の間のMCに一息つきながら、和らいでいきました。
コーヒーを飲みながらのコンサートです。気楽でアットホームな雰囲気になれば、というのが、当館の趣向でもあり、また、保位さん鈴木さんの気持ちでもあります。

「出来るだけ、クラシックを身近に感じてほしい」という願いが二人にあります。幅広いジャンルから選曲しているのも楽器の音色に親しんでもらえたら、というもの。
そして「たくさんの人の心に響く音楽を奏でられる奏者を目指し、活動している」のです。
「MCで笑いが起こると空気も変わり、リラックスした気持ちがこちらにも伝わってきます」
その気持ちが奏者にも伝わり、「心の交流が見えてくる」と言います。

プログラムは、クラシックから、サンバ調の曲やタンゴの名曲、アンコールでは、「アイガットリズム」でフィナーレを飾り、 観客からの熱い拍手と花束が贈られ幕となりました。
「会場が一つになり、お互いの息づかいを感じられるコンサートになったと思います」
と、演奏後に保位さんが話していました。


赤いドレスと黒いピアノが夕日に照らされ…


会場からの感想

中年の男性--「新聞の折込チラシを見て来ました。若い時にヴァイオリンをやっていて、こんな近くであるんだと思い、久しぶりにクラシックコンサートに来ました。とてもなつかしい。楽しいです。また、ヴァイオリンを弾きたくなりました」と、当館の近くに住む方です。

白髪の美しい男性--「保位さんのファンで、コンサートは、名古屋に2,3回行ったことがあります。今回は1年ぶりになりますが、ジャズやタンゴなど多彩なジャンルの演奏に、すごく成長しているのを感じました。それにとても迫力がありました。」

「選曲が酔わせます。センスが抜群です。さすが、コンサートの企画も手がけているだけの方だと思いす。しびれました」と、女性の方。


感動の拍手

では、最後に近所に住む伊藤さんの感想を紹介します。(いわた)


錦秋の候のクライマックスに、ピアノ∩ヴァイオリンのデュオコンサ-トをSCSで聴いた。私はクラシックを好んで聴くが、中でも交響曲が大好きなのである。
恥ずかしながら、室内楽や独奏曲といった分野の曲はあまり知らないのである。それ故、今回演奏された曲もショパンとラテン音楽以外は聴いたことがなかった(たぶん、であるが・・・)。
しかし、久しぶりに生演奏を身近で聴くことができ、日頃聴いているCDの音域以外のメロディが脳に染み込んできた感じであった。あざやか色の衣装を身につけた演奏者が晩秋の夕日に映え(この感じがよかったな-)錦秋のあでやかさにも負けじと、すばらしい音色を奏でてくれた。
司会をしてくれた中島さんの話によれば、SCSの秋の企画のうち今回のコンサ-トが真打だそうである。SCSのみなさん、新たらしい企画を楽しみにしております。」(伊藤日良)


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