初釜は、たくさんの方にお越しいただいて嬉しくもあり、緊張しました。

秋から親子教室で習って４ヶ月――入学した長女は学校や友達と交わりつつも私と過ごす時間を持ちたくて小学生教室でなく、こちらを選びました。２才前の次女はSCSで預かっていただき長女と茶室で向き合う時間は貴重に感じます。

親子でお茶をいただくことを、ただ楽しめればと思っていたところ、初釜に出てみませんか？と、お話いただいた時は、まだ作法もおぼつかないのにと、不安がよぎりましたが、遠い将来は娘と「お茶席に出てみたい」と考えていたので今回は先生からいただいたチャンスと思い参加してみることにしました。

これは家事に追われ平凡なママさんしている私にとって大イベント！着物に袖を通すのも５年ぶりで焦りました。でもcocoronさんのおかげで着付けと髪のセットはバッチリ整って、しっとりと着物の女性に大変身できました。

２日はハンターさんで１５０人くらいの方々に娘とお茶をお出しして、８日は私が、盆手前もさせていただきました。釜を囲んで１２人ほどお見えになられ、教室にはない満員さに驚き緊張していたところ「初釜はお正月のおめでたい席だから賑やかですよ」と先生はおっしゃられました。
２日には蕾だった椿の花のお飾りが８日は見事に咲いてお客様を迎えてました。私も少しずつだけど進歩し変わっていきたい！決心が沸き夢中でお点前しました。

お茶席の参加は先生や水屋の方々の立ちふるまいに驚嘆したり、お客様との出会いがあったり、季節のお花やお道具を知ったり、味わい深い抹茶をいただいたり。

食いしんぼ料理好きの私は何よりも！？珍しく美味しいお菓子を口に出来て、今回は牛蒡の花びら餅に味噌漬け納豆の落雁なんて〜オウチメニューにも生かせるかしら？！と、参考にしたり…

お茶の世界は美しいものに囲まれ様々なものに触れ合って、家庭にはない気持ちを学べる場と知りました。 そしてブラジルのお嬢様も着物でおいでくださり、皆さん注目されているのだなぁと感じました。

何百年も続く茶の道−娘と共に足を踏み入れ始めました。今年は卯年、ピョンと飛躍できるかなぁ？私たち一家はチビちゃん連れで、ゆっくりペース…ご迷惑や足をひっぱってばかりで申し訳ないのですが先生やSCSの皆様の温かさに感謝して、お稽古に励み、また皆様をお迎えしてみたいなぁと思いました。


娘ひなたの感想

いつもは買い物で行くハンターに着物で行っちゃった〜みんなの前に出るの恥ずかしい！ 後で先生から、お年玉もらって嬉しかった、何とかバサミ〜あっ、うさぎ付いてるっ