トウモロコシの種を播こう!枝豆踏みをしよう!
《循環共生パーティー主催》 《2016年4月10日》
「街のはたけ公園」(鈴鹿市算所町)で。
薄曇りのほどよい天気で、桜も名残惜しむように、この日を迎えてくれました。
新学期も始まった4月10日日曜日、「はたけで食べよう!」の開催です。
今回もはじめての参加者がいました。友達から知ったそうです。
薪で炊くご飯やカレーに何か感激の様子。
新鮮な目が、ここの良さを見逃しません。
毎回新しい顔ぶれで、はたけに新しい風を吹かせていくようです。
トップの写真は、食事中のママさんたち。
随分と楽しそう!
この時間は、すっかりママたちのおしゃべりタイムみたい。
子どもたちは、食べ終わって、はたけのあちこちに散って、
思い思いに遊んでいます。
そんな子どものことも気にすることなく、親は親たちで過ごす時間。
どこか のどかな空間 ――
今日のベストショットに選びました。
そんな、この日を振り返ってみましょう!
いつものスタッフさんが今日はお休みで、焼芋名人の余川
さんが、
今回は、カレーづくりに挑戦!してました。さて、お味はいかがでしたか?
そんなこともあって、進行の慎ちゃんが、次回もこの企画出来るかな?
と心配そう。そう、スタッフたちもとても気ままなのです。
「出来たらやるし、出来ないこともあるわよ」だって。そのくらい、運営する
方は、力が入っていません。やらなきゃいけないで頑張っている様子は
ないみたいです。「無責任」ですか?
最初に、前回ジャガイモを植えたはたけにやってきました。
ほーっら。もう芽が出ています。
ビニールが邪魔しないように、芽の周りの穴を少し大きくする作業をやりました。
虫をみつけると、そちらに釘づけ。
次は、トウモロコシの種播き作業。諌山さんが、やり方を伝えます。
先行隊が、道具を使って、マルチに穴を開けていく。
ママたちは、その様子をスマホで撮影。
その穴に、トウモロコシの種を入れて、土を被せていきます。
種まきに熱心な子もいれば…
もう飽きた?子たちは、こちらで遊びに夢中。
そして、今日3つ目の作業は、枝豆踏みして大豆拾い作業。
ブルーシートに枯れた枝豆が山のように用意されていました。
この枝豆は昨年7月に蒔いた大豆だそうですよ。
その時の様子はこちら→大豆蒔き!
一斉に、枝豆の上に上って、足で踏んでいきます。
土埃がすさまじい!
時には、ジャンプ!して。
ほら、鞘から飛び出した豆がこんなにいっぱい。
踏んで弾けた豆は、とてもいい豆なんだそうです。
虫に食われたり、病気の豆は、踏んでも鞘から飛び出ずにそのままなので、
丸くて丈夫な豆だけが弾け出るということですヨ。(これ以前の取材記事より)
こんなにいっぱい。
この大豆は、今年またはたけに蒔くそうです。それが大きくなったら
枝豆で今度は食べるといってました。
もう食事タイムなんですが、一人で黙々と大豆集めする子。
お母さんが呼びに来てもなかなか止めません。
「畑の方では、あまりやる気なかったんですけど、これにはまってしまった
みたいで…」と。
そして、お楽しみのランチタイム!
メニューは、カレーに野菜サラダに、初物きゅうりです。
テーブルを囲んで。「いただきまーす」
そして、この後はトップの写真につながるわけです。
その時、子どもたちは…
リヤカーで遊んでいたり、
はたけの中を駆け回っていたり、(たぶん虫探しです)
またまた、枝豆を踏んで、大豆集めをしていたり、
なんと、ここでは、ブロックを積み上げて、基地を作っていました。
お花見する子も。
ひとしきり遊んだ頃に、諌山さんが「カブトムシの幼虫を掘るよ!」
と声をかけてきました。
ほら!
と、記者がいたのは、ここまで。そのあとはJママさんの報告から…。
次はトンネル堀り&池づくり――――――――――――――――
砂遊びは、トンネル作って流すだけしてたけど、
「流すだけだともったいないね」と、言う子がいて、
「そうだ!こうやって池作ったらいいんじゃない?」と言って、土手づくりしてました。
お姉ちゃん組がやり切ったようで満足して次の遊びをしていると、
今度はチビ組が土手に穴あけて、池の水を流す遊びを始めたりして、
同じ場所でも関わるメンバーによって、色々遊びが変わるのが面白かったです。(Jママ)
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はたけの作業しなくちゃ、とか、させなくっちゃ、とか、そんなのもありません。
やりたい子がやりたいだけやっていく。飽きたら、別のことをして遊んでいる。
子どもも親から解き放たれ、親の方も解き放ち、お互いが自由になれる場に
なってきているでしょうか?
たぶん、これは、このはたけ公園で、こんな人と人の関係がつくれたら、と
願ってやっていることが、少しずつ形に現れてきているからかな、と思います。
予定と違っていても(今回はサラダ菜の収穫のはずでしたが)、
それを責めたりしないで、運営していけるってラクではないでしょうか?
そんなふうな進め方はいかがでしょう?
(写真・記事:いわた)
参加者の皆さんの声をお寄せ下さい。
初めて参加された方、何度も来ている方、その感想や声をSCSメールまでお願いします。この企画をよりよいものにしていきたいと思います。