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餅つき大会で SCS新年オープン!

お餅も気持ちも一つになって

新春てっらこや餅つき大会 開催
 《1月4日》


SCS前の駐車場で新春餅つき大会


蒸籠に薪を焼べて蒸す

2012年、明けましておめでとうございます。
今年も鈴鹿カルチャーステーションをよろしくお願いします。

さて、当館の新年も今日1月4日からオープン。新春餅つき大会でスタートしました。
好天にも恵まれ、てっらこやの子ども達やその家族、SCSの行事などに関わった皆さんが集まって賑わいました。

餅つきの用意をしてくれたのは、いつもお世話になっている杉本信之さん。
餅米も「今年は栽培しなかったので友人の作ったものを調達した」そうです。
薪を炊いて、お米を蒸籠で蒸して、今日は3臼つきあげました。
参加した子どもたちも順番に並んで、一人10回ずつついていきます。
もっとつきたい子はまた並んでついたり、 とても杵が持てそうにない小さな子もやりたくなるようで、お兄さんが手を添えてつきました。






つき上がると、今度は丸め手に入って、きな粉もちやあんころ餅にしていきます。
「きな粉もちはいかがですか!」と、お餅屋さんになったようにみんなに声をかけていました。



それぞれにテーブルを囲み、その出来具合に、満足そう。「おいしー」と歓声も聞こえてきます。

今日の出来はどうでしたか? と杉本さんに聞いてみると――

「今年は比較的に上手に出来た。3臼ともまとまって餅らしい餅になった。
 みんなが参加してつけてよかった。
 “ぼくイイヤ”という消極的な子がいなかった。来た子がみんなついていた。
 餅が一つにまとまってみんなの気“もち”も一つにまとまったかな。」
 新春から杉本節も飛び出し――
「餅つきというのはそういう意味があるんです。
 年越し蕎麦は、今年あった嫌なことをブチブチ切って食べるとか、
 日本の伝統文化です。
 そういう文化を子どもに伝えていくのが大人の役目かなと思います。」
だ、そうです。

子どもと一緒に参加したというご両親にも今日の感想を伺いました。



子どもたちがわーっと元気!

「なかなか餅つきができないので、いい経験ができてよかった。
 子どもがとっても元気でびっくりしました。
 こんな風にみんなでワーって走り回っているのは珍しい。 
 PTAの集まりでも、子供たちはそっけないんだけど。
 ここではイキイキしている。
 大人が楽しんでやってるからかな」(高岡台から参加したご両親)



「こうして出来立てのお餅を食べる機会がない。
  子どもがてっらこやに参加していて、いつも楽しんでいる。
 毎回すごく楽しみにしています。」(岸岡から参加したお母さん)



「昨年秋の“子ども文化の祭典”に子どもが出演して、
  メールでお知らせをもらい今回来ました。
 知らないもの同士が仲良くなって、子どもも大人も楽しそう。
 また、何か行事に参加してみたいです。」(お母さん)

「講演会の会場を探していて、HPで今日の行事を知り参加しました。
 お正月らしくて、すごく楽しいイベントで、
  子どももいい経験ができてよかったです。
 餅つきの相の手を何年か振りにやりました。
  やはり見るよりやる方が楽しいです。」(お母さん)

龍舞に挑戦!



餅つきの後は、子どもたちで「龍舞」を体験しました。
中島さんが踊り方を指導します。それぞれ持ち場について、右に左に、そしてトグロを巻いて、
龍が玉を追いかけていく様子を舞うのだそうです。短時間でしたが子どもたちは交代で楽しみました。


杉本信之さん(写真左)

最後にもう一度、杉本さんに鈴鹿カルチャーステーションへ寄せる今年の抱負を伺いました。
「これまでいい感じできていると思う。
 もっと認知度を上げれば、いい場所になっていくと思う。
 いろんなジャンルの人たちに関わってもらいたい。
 単なるレンタルスペースではなく、文化の発信地、情報発信の場として謳っているので、
 そういう場になっていくことが望まれる。
 行政関係にも認知されはじめた。もっと一般市民にも認知されて、チョイスされる場になっていけたらいいなあ」

初めて出会った人なのに、なぜかとけあっている、親しくなってしまう。
そんな場が、ほのかに出来ていたのかな、と感じました。
街の縁側、文化の発信地、エコステーション、
さあ、今年は龍になって空高く舞いましょう!
(いわた)

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