フランス映画のエッセンスを通して、フランスの歴史や文化に触れるカルチャーカフェ。
笑いや悲しみ、愛と憎しみなどをテーマに映画の意図を探る楽しい一時。
講師の大嶋優さん(関西学院大学フランス語講師)のトークで、フランスがますます身近になり、興味が尽きません。
他国を知れば自国が見え、歴史を知れば、今という時代も見えてくるような…。
月に一度、 土曜の夜を知的に優雅に過ごしてみませんか?
これまでのラインナップ
第1回『ヴェルサンジェトリクス』『ジャンヌ・ダルク』『王は踊る』 第2回『フランス革命』前編 第3回『フランス革命』後編 第4回『さよなら子供たち』 第5回『パリ空港の人々』 第6回『髪結いの亭主』
第7回『トリコロール/赤の愛』 第8回『憎しみ』 第9回『ミッション・クレオパトラ』 第10回『ギャルソン!』 第11回『8人の女たち』 第12回「ルパン』
次回の予定
2012年3月24日(土)午後7:00〜9:30
映画「マルセルの夏』(1990年、監督イヴ・ロベール)
マロニエのパリだけがフランスではありません。蝉の南仏、オーバーニュ、サン・ルー、マルセイユもフランス。
今回は作家マルセル・パニョルの自伝的映画『マルセルの夏』(1990年、監督イヴ・ロベール)を取り上げます。
子が父を誇りに思うとき…… そう、マルセルのあの得意気な顔が忘れられない!
雄大な自然のなか、庭先で楽しく食事をとる一家。ああ、こんな幸せな家庭があるとは!
二十世紀初頭の学校風景、マルセイユ訛りのジュール伯父さん、野鳥の罠をしかける友人リリィ……すべてが宝。
さて自分の子供の頃は?