トップご挨拶イベントNEWSお知らせレンタルカルチャーエコ街のはたけてっらこや館内アクセス
イベント
過去のイベント一覧へ  | これからのイベント  


フランス映画のエッセンスを通して、フランスの歴史や文化に触れるカルチャーカフェ。
笑いや悲しみ、愛と憎しみなどをテーマに映画の意図を探る楽しい一時。
講師の大嶋優さん(関西学院大学フランス語講師)のトークで、フランスがますます身近になり、興味が尽きません。
他国を知れば自国が見え、歴史を知れば、今という時代も見えてくるような…。
月に一度、 土曜の夜を知的に優雅に過ごしてみませんか?


これまでのラインナップ

第1回『ヴェルサンジェトリクス』『ジャンヌ・ダルク』『王は踊る』 第2回『フランス革命』前編 第3回『フランス革命』後編 第4回『さよなら子供たち』 第5回『パリ空港の人々』 第6回『髪結いの亭主』  第7回『トリコロール/赤の愛』 第8回『憎しみ』
 第9回『ミッション・クレオパトラ』 第10回『ギャルソン!』 第11回『8人の女たち』

次回の予定
2012年2月25日(土)午後7:00〜9:30

映画『ルパン』(2004年)

ルパンと言えば、日本ではルパン三世が有名ですが、今回は本場フランスの『ルパン』(2004年)を取り上げます。監督はジャン・ポール・サロメ。ルパン三世のようなひょうきんさはなく、むしろ憂い顔のルパン。

ほぼ原作(モーリス・ルブランの小説)に沿って作られていて、ルパンがいかにして怪盗ルパンとなったかがこの一作でよくわかります。

ところでルパンには大先輩がいます。19世紀に活躍したロカンボルです。フランス語の辞書には彼の名を冠した形容詞、ロカンボレスク(途方もない、信じられないような)が載っています。

形容詞はありませんが、ルパンは普通名詞でルピナスを指します。原作者はこの「貪欲な狼」とたとえられる青い花ルピナスを主人公の名字に選んだ???

(注)今回はジャン・ポール・ベルモンド主演の『パリの大泥棒』、そしてジェラール・ドパルデュー主演の『モンテ・クリスト伯』の三本立てです。

 




 

since 14.Jun.2010  Copyright SCS All right reserved.