鈴鹿カルチャーステーションの
坂井和貴さん。
新シリーズスタート
坂井氏のFBに書き綴ったブログを
改めて紹介します。
日常の何気ない一コマから
そこに隠れた本質を
さりげなく見極めようと
する視点に
新たな発見があるかもしれません。
「ひと 自然 社会 人間観察」
シリーズと
「SCS学習塾の一コマ--
ちょっと学習塾の話」などを
お楽しみください。
このコラムは、
坂井氏のフェイスブックから
本サイト管理者が、
勝手に拝借して掲載して
いるものです。
2015年1月22日UP
<みんなが中学で習った to 不定詞って?>
誰もが中学2年生で一応?習った、to 不定詞というのが英文法にある。
なぜそういう名称かは面倒なので置いといて、3種類の使われ方のこと。
そんなの見るだけで頭痛い〜とか言わず、ちょっとお付き合いを。
@ I want to go. (私は行くことがしたい→行きたい) 名詞的用法
A I go to the park to run. (私は走るために公園に行く) 副詞的用法
B I want something to drink. (私は何か飲むものが欲しい) 形容詞的用法
本には、このように書いてあるけど、子ども達に訊くと名詞的、副詞的、形容詞的の意味を全く知らない。意味分からないのにノートに書いたりしてるのが不思議。学校では意味の説明が無いみたい。意味分かった方が面白いし、忘れないと思うのだが、何故しないんだろう?説明しないなら、こんな表記しなくていいのに。
塾の子たちにはこんな説明をしてみた。
@のto goは(行くこと)という意味で名詞みたいな使われ方してるよね。
I want apples.のapplesと一緒。だから名詞的用法。
副詞は(とても好きです)みたいに、好きですという動詞を詳しくしてる言葉。
形容詞は(可愛い女の子)みたいに、女の子という名詞を詳しくしてる言葉。
Aのto runは、go ( 行く ) という動詞を修飾して副詞みたいな使われ方をしてるよね。
だから副詞的用法。
Bのto drinkは、something (何か) という名詞を修飾して形容詞みたいな使われ方してるよね。だから形容詞的用法。
細かいところは気にせず、大雑把にこんな説明してみると、結構面白がるし、あ〜それで、こういう表現なんだと初めて納得する感じ。
「あ〜、そういうことか〜」と気付く時の表情は、みんなイイよね。
教え方はいろんな考え方があるんだと思う。ただ、日本語でも英語でも文が成り立つ仕組みに着目していくと、興味が湧いてくるなあと。
(10月17日のFBより)
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