秋を描こう！ （水曜小学生クラス）
2015年10月28日 アートスクール
秋は本当にいい季節です。食べ物もおいしく、気候もよく、自然も美しい、
どこをとっても嬉しいことばかり、のような気がします。
そこで、子どもたちに「秋」から連想するイメージを聞いてみました。
「柿・梨・栗・ぶどう・松茸・栗ご飯・秋刀魚・焼き芋…」と、まず食べ物が
続々と登場。女の子だからかな。続いて、鈴虫・コオロギ、松ぼっくり、キノコ、
イチョウ・紅葉、お月見…といろいろ出てきました。
今回のアートスクールは、その「秋を描こう！」です。
どんな作品が出来るでしょう？
イメージを出し合ってみました。
夕陽に赤とんぼ、稲の実り。夜はお月見に虫の音、お月見だんごにウサギの
餅つき。山は紅葉、野はコスモス。
そして、秋を描き始めました。
ゆづきちゃん。
ななちゃん。
かのちゃんは、点描で。
（ここが前回まで）
今回は、描く前に公園に秋を探しに行きました。
木の実がたくさん落ちていて、みんなビックリ。
帰ってきてから前回の続きから描きました。
何かイメージが膨らんだようで、オレンジや赤を混ぜて、塗り始めました。
紅葉の色も複雑な色味を感じたのか、混色しています。
拾ってきた、どんぐりや木の実、松ぼっくりを描き込んでいきます。
ゆづきちゃんの作品。夕焼け空に紅葉が映える、秋の風景が出来ました。
ななちゃんの作品。森の中で動物たちが遊んでいる様子です。
秋の青い空と鰯雲をバックにしました。
かのちゃんの作品。森で遊ぶ、子どもと動物たち。
茶色の筆のタッチが、何か秋の情景を表現しているように感じます。
いが栗がはじけ、木の実やドングリ、紅葉や落ち葉があちこちに散らばって、
楽しく描けています。
食べ物や自然の変化を察知して、秋の季節を楽しめるといいなあって思います。
自然界だけでなく、人にとっても実りの秋。集大成の時期ですね。
どんな実がなったかな？ 振り返ってみるのもいい時期です。
実をつけ種を残すのは、命を次につなぐための植物の知恵だそうです。
春や秋に花を咲かせ、種をつくり、その種に命をたくして、厳しい夏や冬を乗り超え
また、次の季節に芽をだして命をつないでいきます。
私たちにとっての「実」や「種」ってなんでしょうね。
こんなのも、秋の夜長に考えると面白いテーマですよ。
（講師：いわた）
アートスクールは
毎月 第２・第４ 水曜日 午後３：30〜5：30 。
金曜日コースは、毎週金曜日 午後4：30〜6：00 。
中学生コースは、第２・第４日曜日の午前10：00〜12：00（基本的には）
時々予定が変わっているので、中学生コースの今年の予定から確認してください。
体験教室 随時受付中です。お気軽にどうぞ。
詳しくは→ ＳＣＳアートスクール